▮ケータイ速記「神秘なる脳」
あらまし: 誰しも生きている限りは障害者。先天的であれ、後天的であれ、人は「何か」を失っているが、その代わりとなる「何か」を得ているはずである。ただ、それが、見えないだけだ。
脳のことは、素人なので、よくわからない。よくわからないので、素人は知ろうとする。
2005/3/21/21:00-22:00 に、テレビ東京にて、サイエンスロマンススペシャル 「神秘なる脳」という番組が放映された。とても面白かったので、番組を見ながら、携帯電話で印象に残った内容を、打ち込んでみた。それから6年後のいま、そんなことがあったことすら、忘れている。しかし、内容の一部は、脳の底のあたりに残っているようである。
■脳の抑制機能
◇サイバーキネテック社の実験
・シャウトの法則:前頭葉の抑制機能をはずすことにより、 筋力を全力の80%から100%に高めることができる。 (声を出すことにより、制御機能をはずすことができる)→ハンマー投げで声を出す。火事場の馬鹿力をだす。
◇イメージトレーニング(諏訪東京理科大学の話)
・緊張が高まると前頭葉の酸素の消費量が高くなり、 判断を狂わせる (パニックになる)。冷静になれば判断できることから、あらかじめ緊張を想定したイメージトレーニングをし、脳の運動野が活性化させる。
→体操選手は脳の中でトレーニングしている。
◇中野選手(体操競技)
・主観的だけでなく、第三者の目線で、客観的に自分の姿をイメージする。小脳には1000億の細胞があり、一度、身体で覚えると、無意識に記憶するという機能が働く。このため意識しなくとも、体に動きを与えることができる。 いつでも自転車に乗れる。小脳に演技を植えつける。
■脳の錯覚機能
その人をどのように見たいか という意識があると、 そのように見えてしまう。(先入観)
◇VSナマチャンドラー博士:カルフォルニア大学サンディエゴ校
・視覚の仕組み:目で光を感知、瞳孔から網膜へ電気 信号 を 送り、 視神経視覚野へ伝達される。 視覚野の映像はあいまいだが、 これを脳がさらに補完していく。 さらに、過去の映像と照らしあわせ照合していく。
・ 一般的: 目を閉じる→見えない→視覚野が働かない。
・ 特殊性: 見えていないのに、見えていると脳が感じてしまう。
◇ファントムペイン(幻覚の痛み):
「ワイルダー・ペンフィールド感覚地図」: 体のどの部分の刺激を脳がどこで感じるかを表した地図。
左腕を怪我したときの痛みが、それを失っても記憶に残って しまう。(錯覚で感じる痛み)。鏡を活用して、
元気な左腕を みせてやれば、 脳は痛みがないものと
錯覚する。 神経性ジストロフィーでも 効果が出ている。
■脳の記憶機能
◇アロンジョ・クレモンジュ(アメリカ):
左脳障害から言葉がうまくしゃべれないため、右脳が発達。形状を記憶(フォトグラフィックメモリー)、見たものをすぐさま 粘土で復元する。
◇サバン症候群(ダレルド・トレファート博士)
キム・ピーク<レインマンのモデル(メガサバン:先天的自閉症)> (父:フラン・ピーク)。ダスティホフマンが自閉症をテーマにしてキムに取材。その才能を見出した。
◇脳梁の欠損(ダニエル・クリスチャンセン博士)
・1988年に脳を撮影。 脳梁が欠損(左右の脳が連携していない)。理論的に記憶することができない。 海馬の未発達:記憶をつかさどる(情報の整理整頓)
■脳の言語機能
芸術の創造: JSバッハ(音楽家)の脳(頭蓋骨)は左側頭部が張り出している。(聴覚が盛り上がりしわも深い)
◇アリス・クラムさん:シェフィールド(ロンドン近郊)(ロレンス・パーソン教授)
・リラックスしたときに曲が浮かぶ(100曲以上 の作曲)。 複数の楽器の音が、
脳の中で再現されている。 視覚野にも反応→弓の動き、鍵盤の動きでその音が聞こえる。
・空間認識(対象物との位置関係を認識する)の発達。 曲全体の構成をイメージする。
・共感覚(アルファベットに色がつく): 二つ以上の感覚に記憶される。
◇パトリシア・ダトー/リチャード・シュトーイック:ニューヨーク
聴覚、言語だけでなく色を処理する部分が機能。 本の文字に色がついている。 音にも色がついている。
人間だれしも才能がある。 既知の才能(顕在/意識)、未知の才能(潜在/無意識)。
自分で見つけるよりも、他人の方が見つけやすい。
自閉症の人は、何かを失っているが、これに代わる何かを得ているはずだ。
「君って、何でそんなことができるの?」と指摘してあげるのが一番。
そして、「才能がある。」と確信する/させることが大切なのである。
2005/3/21/21:00-22:00 TV-Tokyo
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