知識考房はよりよい構想つくりのための 基礎知識である歴史/文化/制度/技術等 のコトをモノとして視覚化する工房です

▮真に知的な文章とは?

あらまし: 「真に知的な文章」とは、「いいたいことをどんどん書く」ということ。

文章を書こうと思い、いざ構えると、なかなか文章がでてこないものです。多くの著書をだしている日下公人(2004)は、以下のように述べています。

 

******************************************************************************************

 

「言いたいことをどんどん書く。」
これが文章を書くコツです。
結論ばかりを並べると、まるで詩のような文章になります。
これで読み手には十分意図が伝わるのです。
読む側に手持ちの知識がある場合は、エピソードなど不要です。

学者の文章はそうはいきません。
手持ちのない学生に1年かけて講義をする癖がついていますから。
知識のない人にネタを教えながら、ロジックも結論も教えなければ
ならないため、学者は文章を書く時も同じスタイルになりがちなのです。

文章を装飾して自分を偉くみせようなどと思ってはいけません。
思ったことをどんどん書くのが良いのです。
デカルトも「言いたいことをサッサと書きなさい」と言っています。
日本が関が原の戦いをやって間もない頃、
フランスでは「知的な文章とは1、2、3、・・・」を示した書物が出版されたのです。

文章を書くコツについて、学者らしく格好をつけて言うなら、
「デカルトの『方法序説』を読みなさい」となりますね(笑)

ルネ・デカルト (1596-1650) 方法序説
ライデン, 1637, 初版.

 

**********************************************************************************************

 

自分を偉く見せようとするつもりではないのですが、どうしてもうまく書こうとしてしまう。無意識が、そうさせているのでしょうか。思ったことを書けない人は、人の声を聞くといいといいます。人の声は、自分の無意識層に問いかけてくれるからです。 

2004/6/7    Bizpal