知識考房はよりよい構想つくりのための 基礎知識である歴史/文化/制度/技術等 のコトをモノとして視覚化する工房です
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▮ 多様な人々が暮らす街

玉川上水は、江戸時代(1653年)に玉川兄弟により開削された、総延長43kmの上水だ。羽村の取水堰から、多摩川の新鮮な水を取り込み、江戸の飲料水として供給された。

 

羽村、福生、昭島、立川、小平、小金井、武蔵野、西東京、三鷹杉並、世田谷、渋谷、新宿の市区にまたがる露天掘りの上水道は、江戸時代の優れた測量技術を物語る。この玉川上水から、さらに野火止用水など数多くの用水が分岐され、武蔵野台地の痩せた田畑をうるおしたという。

 

その歴史ある玉川上水側道が、わたしの通勤路だ。

混雑した電車に乗り、長い時間をかけ職場に到着したかつての生活とは異次元な世界。ニューヨークのセントラルパークを引きのばしたよう延々続く「水と緑と光」の空間。その中を、朝の日差しを浴びながら、軽やか走り抜ける。

 

キャンバスを重そうに引きずるムサビの美術家の卵たち

さっそうと風を切り通りすぎる津田塾のお嬢さん方

メタボを解消すべく速足で汗を流すご中年

ママチャリで、朝の買い出しに、駆けるご婦人方

愛犬を取り囲み談笑する人々、散策を楽しむ老夫婦

 

延々と続く武蔵野の雑木林には、多様な人々が暮らす。

 

一方で、かつては上水道であった玉川上水も、現在では、三次処理水がわずかに流れる下水道。あの太宰治が入水した当時とは、全く異なってしまった。玉川上水の影の部分にも陽を当てなければならない。

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《情報一覧性の高い図解と編集力で、知力とコミュニケーション力向上に貢献!

ますます複雑化する現代情報化社会では、国籍にかかわらず、人々の相互理解を、これまで以上に深める必要性があるでしょう。理解を深めるよりよいコミュニケーションを実践するためには、それぞれの情報の格差を解消させることが大切です。知識考房では、世の中の情報のバリアを取り除くための情報伝達のユニバーサルデザインを目指します。社会の仕組みや文化などのわからない「コト」や、伝えたい「コト」を、わかりやすい一覧図解の「モノ」としてまとめることにより、人々のコミュニケーション向上に寄与したいと考えます。

上図は、「日本の論点2011(文藝春秋編纂)」での、日本の教育に関してまとめた図解です。右図も左図も内容は、ほぼ同じものであるにも関わらず、形がまったく異なります。みなさんは、どちらの図解を使いますか?